MENU

気づけば一日が終わってる…『やりたいこと』を始められないあなたの本音は?

「今日こそは〇〇をやるぞ!」と意気込んで朝を迎えたはずなのに、気づけばもう夜。時計の針は進み、結局何も手につかないまま一日が終わってしまった…。

そんな経験、あなたにもありませんか?

もし心当たりがあるなら、それは決して「怠けている」わけではありません。あなたの心の中には、やりたいことを始めるのを妨げる「本音」が隠されているのかもしれないんです。こうした現象は、行動心理の観点から見ると、決して珍しいことではありません。

目次

時間がない、は「本当」の理由じゃない?

私たちは、やりたいことができない理由を「時間がないから」「忙しいから」と、つい口にしてしまいがちです。もちろん、本当に忙しい時もあります。でも、もし時間がたっぷりある休日や、予定のない夜でさえ「何もできなかった」と後悔するなら、それは時間の問題ではない可能性が高いでしょう。

あなたの心の奥底には、行動をストップさせてしまう、もっと深い理由が潜んでいるんです。

あなたを縛る「見えない鎖」の正体

では、私たちを「やりたいのに動けない」状態にしてしまう、その「本音」や「見えない鎖」とは一体何なのでしょうか?いくつか代表的なものを挙げてみましょう。これらの要因は、まさに行動心理の奥深さを示しています。

  • 完璧主義という名のプレッシャー: 「どうせやるなら完璧にしたい」「失敗したら嫌だ」という気持ちが強すぎると、始めること自体へのハードルが上がってしまいます。最高の状態でなければ手を出さない、という考えが、結果的に何も始められない原因になっているかもしれません。
  • 失敗への漠然とした恐れ: もしうまくいかなかったらどうしよう?周りにどう思われるだろう?といった、失敗することへの恐れが、一歩を踏み出す勇気を奪ってしまうことがあります。特に、その行動が自分にとって大切なものであればあるほど、この恐れは大きくなりがちです。
  • 疲労とエネルギー不足: 物理的に時間があっても、心や体が疲れていると、新しいことを始めるためのエネルギーが湧きません。「やりたい」という気持ちはあっても、それを行動に移す気力がない状態です。
  • 目的意識の曖昧さ: 「なんとなくやりたい」という気持ちだけでは、いざ時間ができた時に他の誘惑に負けてしまいます。「なぜそれをしたいのか」「それをすることでどうなりたいのか」が明確でないと、行動へのモチベーションが維持しにくいのです。
  • 習慣化されていないことへの抵抗: 例えば、新しい語学の勉強や毎日の運動など、まだ習慣になっていないことは、意識的に「よし、やるぞ!」と気合を入れないと始められません。始めるまでの心理的な抵抗が、そのまま行動の妨げになっていることもあります。

これらの要因は、一つだけではなく、複合的に絡み合っていることがほとんどです。あなた自身も、「これ、私のことだ…」と感じるものがあったのではないでしょうか?

まずは「気づく」ことから始めよう

「やりたいこと」を始められないのは、あなたの怠慢ではなく、これらの複雑な心理が関係していると知ることは、とても大切な第一歩です。自分の心のブレーキの正体に気づくことで、漠然とした「やる気が出ない」という不安が、少しずつ具体的な「原因」へと変化していきます。

原因が分かれば、それに対してどう対処すべきか、次のステップが見えてくるはずです。

次回は、この「動けない」状態から抜け出し、本当にやりたいことを始めるための、具体的な方法についてお話ししていきます。


あなたの「やりたい」が、きっと「できた」に変わりますように。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はじめまして!このブログを書いているキョウです。

生きていく上で役立つ、様々なジャンルの情報を分かりやすくお届けします。私自身も日々学びながら、皆さんと一緒に成長していけたら嬉しいです。気になることがあれば、ぜひコメントしてくださいね。

コメント

コメントする

目次