こんにちは、キョウです。
一度不安なことを考え始めると、頭の中で同じ内容がぐるぐると回り続け、時にはそれを何度も口に出してしまう。どれだけ考えても結論が出ないのに、その思考を止められず、「もうこの不安を消したい」と強く願っていませんか?
この「反芻思考」は、あなたが問題を解決しようと真面目に考えている証拠ですが、実際にはエネルギーを消耗させ、疲弊させるだけの悪循環です。
不安による思考のぐるぐるから抜け出すためには、一つの側面から考え続けるのではなく、「多角的な思考」を取り入れ、さらに「行動」によって思考を物理的に中断させることが必要です。
この記事では、不安を消したいと願うあなたへ、反芻思考のループから抜け出すための多角的な思考法と、すぐに使える具体的な行動テクニックをご紹介します。
なぜ不安を「ぐるぐる考え」てしまうのか
「問題解決」と「ただの心配」の混同
反芻思考の大きな原因は、「考えている時間=問題解決をしている時間」だと誤認してしまうことです。
実際には、反芻思考のほとんどは「過去の後悔」や「未来の予測」といったただの心配であり、具体的な行動を伴いません。建設的でない心配をぐるぐる考え続けることで、脳は疲弊し、さらに不安が増幅されてしまいます。
不安を口に出すことで生まれる負の強化
不安な内容を繰り返し口に出すと、一時的にスッキリするかもしれませんが、聞いている周囲の反応(心配、共感など)によって、かえってその考えが「重要なこと」として記憶に定着してしまいます。
この負の強化ループこそが、反芻思考を定着させ、不安を消したいという願いを遠ざけてしまうのです。
思考のループを断ち切る「多角的思考」テクニック
同じ不安をぐるぐる考える状態から抜け出すには、思考を強制的に「違う角度」に向ける必要があります。
1. 「事実」と「解釈」を分離して書き出す
- 方法
- ノートや紙を用意し、不安の根源にある状況を「事実(誰が見ても客観的な情報)」と「解釈(主観的な感情や予測)」に分けて手書きで書き出します。
- 例:「事実:上司のメールの返信が遅い」/「解釈:自分は嫌われているのではないか、仕事ができないと思われているのではないか」
- ノートや紙を用意し、不安の根源にある状況を「事実(誰が見ても客観的な情報)」と「解釈(主観的な感情や予測)」に分けて手書きで書き出します。
- 効果
- 反芻思考の多くは「解釈」の部分でぐるぐるしています。分離することで不安の核を見抜き、「事実に対しては行動できるが、解釈は変えられる」と考えられるようになります。

2. 最悪のシナリオと「対処可能な点」を特定する
- 方法
- 頭の中のぐるぐるした考えの中で、最も恐れている「最悪のシナリオ」を手書きで書き切ります。次に、「そのシナリオが発生した場合、自分に対処できる点は一つでもないか?」を探してリストアップします。
- 効果
- 「最悪の事態」を可視化することで、それが考えていたほど致命的ではないと認識できる場合があります。また、たとえ最悪でも「これだけは対処できる」という点を見つけることで、不安を消したいという衝動を、具体的な準備行動へと昇華できます。
3. 他人の視点を取り入れる「もし私が友人だったら?」
- 方法
- ぐるぐる考えてしまう不安に対し、「この状況が、最も大切な友人や家族に起こったら、私は何と声をかけるか?」と考えて、そのアドバイスを手書きで自分に書きます。
- 効果
- 自己批判的で視野の狭くなった思考から離れ、他者の視点(多角的視点)を取り入れることで、建設的で優しい考え方を自分自身に適用できるようになります。

不安を「消したい」人のための即効性行動
思考のぐるぐるが始まってしまったら、考えるのをやめるのではなく、物理的な行動で中断させることが非常に有効です。
1. 「今すぐできる行動」で思考を物理的に中断する
- 方法
- 不安をぐるぐる考え始めたら、5秒以内に立ち上がり、場所を移動するか、体を動かします。(例:冷たい水を飲む、数分間その場足踏みをする、軽いストレッチをする)
- 効果
- 考えていた場所や姿勢から離れることで、脳が強制的に「タスクの切り替え」を認識し、反芻思考のループを中断させることができます。
2. 「悩む時間」をあえて設定し、それ以外は禁止する
- 方法
- 毎日15分〜30分間を「心配の時間」と決めます。この時間以外に不安な考えが浮かんだら、「今考える時間ではない」と自分に言い聞かせ、メモに書き留めるだけにしておきます。
- 効果
- 不安を無理に消したいとするのではなく、「許可された時間に必ず考える」というルールを設けることで、他の時間帯の思考のぐるぐるが大幅に減少します。

まとめ
不安による反芻思考のループを消したいと願うなら、ただ考え続けるのではなく、「多角的な視点」と「行動による中断」が必要です。
- 「事実と解釈の分離」や「友人の視点」といった多角的な考え方で、不安の核を見抜き、視野を広げましょう。
- 思考のぐるぐるが始まったら、「今すぐできる行動」や「悩む時間のルール化」で物理的に中断させましょう。
考え方と行動を変えることで、不安は消したい対象から、あなたを成長させるための指針へと変わります。
今日、この記事を読んで、あなたが反芻思考から抜け出すためにまず試してみたいと思った具体的な行動は何ですか?ぜひ、コメント欄で教えてください。


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