「あれ、鍵どこに置いたっけ?」「財布、さっきまで持ってたのに…」
毎日、こんな風に大切なものを探し回っていませんか?記憶力には自信があると思っていても、忙しかったり、考え事をしていたりすると、つい置き忘れてしまうことは誰にでもありますよね。
でも、安心してください!実は、あなたのiPhoneがその悩みを解決してくれるかもしれません。今回は、記憶力だけに頼らずに、スマートに忘れ物を減らすためのiPhone活用術をご紹介します。
記憶だけに頼ることの落とし穴
私たちは「覚えているはず」と思い込みがちですが、人間の記憶は意外と曖昧で、不確かなものです。特に、以下のような状況では、記憶は簡単に私たちを裏切ります。
- 注意散漫: 複数のことを同時に考えている時
- 疲労やストレス: 心身が疲れている時
- 慣れた行動: いつもの行動だと意識が向きにくい時
頭の中だけで予定や持ち物を管理しようとすると、脳に大きな負担がかかります。その結果、肝心な時に大切な情報を思い出せなかったり、新しい情報(どこに何を置いたか)が記憶に残りにくくなったりするのです。
そこで大切なのが、頭の中の情報を「外に出す」こと。iPhoneがあれば、これが驚くほど簡単にできるんです。
iPhoneで始める「忘れ物ゼロ」の新習慣
「機械的な操作はちょっと苦手…」と感じる方もご安心ください。iPhoneに最初から入っているアプリを使えば、誰でもすぐに始められます。
1. リマインダーで「行動」を忘れない
iPhoneに標準搭載されている「リマインダー」アプリは、やるべきことや持ち物の確認をリスト形式で管理するのに最適です。
- 使い方は超シンプル: アプリを開いて、リストに「財布を確認する」「鍵を定位置に戻す」といった項目を追加するだけ。終わったらタップしてチェックを入れれば完了です。
- 場所でリマインド: 「会社に着いたら〇〇する」「家を出る時に〇〇を確認する」といったように、特定の場所に着いた時や離れた時に通知してくれる機能が特に便利です。これを使えば、出かける直前の忘れ物を防げます。
- Siriに頼むだけ: キーボード入力が面倒なら、「Hey Siri、明日9時に忘れ物チェックとリマインドして」と話しかけるだけでOK。
【活用例】
- 「出かける前に〇〇を確認する」というリマインダーを、毎日の出勤時刻に設定。
- 「会社に着いたら、〇〇をデスクに戻す」というリマインダーを、会社の場所で設定。
2. メモで「情報」を書き出す

同じくiPhoneに標準搭載されている「メモ」アプリは、自由な形式で情報を記録するのに役立ちます。
- 手書き感覚で使える: まるで紙のメモ帳のように、思いついたことをどんどん書き込めます。買い物リストや、出張時の持ち物リストなどもこれで作成できます。
- チェックリスト機能: メモの中にチェックボックスを作れるので、「〇〇資料」「△△充電器」といった持ち物を羅列し、準備ができたらチェックを入れていく、といった使い方も可能です。
- 写真も添付できる: 忘れやすい物の写真(例えば、新しい充電器や特定の書類など)を撮ってメモに貼っておけば、視覚的に思い出す手がかりになります。
【活用例】
- 「今日の持ち物リスト」をメモに作成し、出かける前に見返す。
- 「最近よく忘れるものリスト」を作って、意識的に注意を促す。
誰かと共有して、さらに安心!
もしご家族やパートナーもiPhoneを使っているなら、「リマインダー」のリストや「メモ」を共有することもできます。
例えば、家族で買い物リストを共有したり、パートナーと旅行の持ち物リストを一緒に準備したり。お互いに確認し合えるので、さらに忘れ物のリスクを減らせます。
今日から始める「脱・記憶力」生活
物を置き忘れてしまうのは、決して記憶力が悪いからではありません。脳の負担を減らし、大切な情報を「外に出す」習慣がないだけかもしれません。
今回ご紹介したiPhoneの標準アプリは、ダウンロードも不要で、複雑な設定もありません。ぜひ今日から、あなたのiPhoneを「もう探さない」ための強力なパートナーにしてみてください。
デジタルツールを賢く活用して、スッキリとした「忘れ物ゼロ」の毎日を手に入れましょう!
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