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なぜ、あの人は自分軸を持っているのか?「経験」と「内省」の秘密

あなたの周りにもいませんか?

流行や他人の意見に流されず、自分の考えをしっかり持っていて、イキイキと人生を歩んでいるように見える人。 いわゆる「自分軸」を持っている人たちです。

「私もあんな風になれたら…」 「自分には『軸』なんてない気がする…」

そう感じたことがあるかもしれません。

でも、安心してください。自分軸は、生まれ持った才能や特別な能力ではありません。 誰もが、ある「秘密」を知り、実践することで、自分らしい軸を育むことができるのです。

その秘密、それは「経験」と「内省」という二つの歯車を回し続けることにあります。

流される人生から「自分軸」のある人生へ

自分軸がないと感じる時、私たちはどうなるでしょう?

  • 何を選べばいいか分からない
  • 他人の評価が常に気になる
  • 決断ができず、チャンスを逃す
  • 満たされない思いを抱え続ける

これは、自分の「本当に大切にしたいこと」や「どう生きたいか」が明確になっていない状態だからです。羅針盤を持たずに航海に出ているようなものですね。

では、「自分軸」を持つ人は、どうやってその羅針盤を手に入れたのでしょうか?

彼らが無意識のうちに、あるいは意図的に行っているのが、「経験」と「内省」のサイクルなのです。

【ステップ1】「経験」する(インプット)

自分軸を見つけるための最初のステップは、ズバリ「経験すること」です。

新しい場所に行ってみる。 やったことのない仕事や活動に挑戦してみる。 多様な価値観を持つ人たちと話してみる。 困難な課題に立ち向かってみる。

こうした「経験」は、あなたの五感や感情、思考に様々な情報をインプットしてくれます。成功体験だけでなく、失敗や挫折の経験も、かけがえのないインプットです。

なぜなら、経験こそが、あなたが何に喜びを感じ、何に怒りを感じ、何に価値を見出し、何に抵抗を感じるかを、生きた情報として教えてくれるからです。

頭の中で考えているだけでは決して得られない、リアルな「自分」に関する情報が、経験を通じて手に入ります。

【ステップ2】「内省」する(プロセス)

経験は宝の山ですが、ただ積み重ねるだけでは、残念ながら「自分軸」は育ちにくいです。

ここで登場するのが、二つ目の歯車「内省」です。

内省とは、経験したことについて、立ち止まってじっくり考え、感じたことや学んだことを深く掘り下げるプロセスのことです。

  • あの時、なぜあんな気持ちになったのだろう?
  • この経験から、私は何を学んだだろう?
  • 楽しかったのは、具体的にどんな点だろう?
  • 次に同じような状況になったら、どうしたいだろう?
  • この経験は、自分のどんな価値観と繋がっているだろう?

ジャーナリング(書くこと)、信頼できる友人やメンターと話すこと、静かに一人で考える時間を持つことなどが、内省の方法です。

この内省のプロセスを通じて、経験で得たバラバラの情報が整理され、意味付けされ、あなたの血肉となっていきます。そして、ぼんやりとしていた「本当に大切にしたいこと」や「自分らしさ」の輪郭が、少しずつ、でも確実にクリアになっていくのです。

「経験」と「内省」のらせん階段

「経験」と「内省」は、一度やれば終わり、というものではありません。

新しいことを経験するたびに内省し、内省で得た気づきをもとに次の経験を選び、また内省する…

このサイクルを繰り返すことで、あなたは自己理解を深め、自分の価値観を研ぎ澄ませていきます。これは、らせん階段を上るように、より深く、より確固たる「自分軸」を形成していくプロセスです。

自分軸を持つ人は、このサイクルを意識的か無意識的かにかかわらず、習慣として生活に取り入れているのです。

今日からあなたも始められる!

自分軸は、特別な人だけのものではありません。

今日からあなたも、「経験」と「内省」のサイクルを意識して回し始めることができます。

まずは小さな一歩から。

  • いつもと違う道を歩いてみる
  • 気になっていた本を読んでみる
  • 会いたい人に連絡してみる
  • そして、その後に「どう感じたかな?」「何を考えたかな?」と、数分でも良いので振り返ってみる。

この習慣こそが、未来のあなたを、受け身ではなく主体的に人生を選び取れる人へと変えていく鍵となるでしょう。

一緒に自分らしい生き方の軸を見つけていきましょう!

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この記事を書いた人

はじめまして!このブログを書いているキョウです。

生きていく上で役立つ、様々なジャンルの情報を分かりやすくお届けします。私自身も日々学びながら、皆さんと一緒に成長していけたら嬉しいです。気になることがあれば、ぜひコメントしてくださいね。

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