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    絵が苦手でも大丈夫!色と形で心のモヤモヤを手放す方法

    「絵を描く」と聞くと、「上手く描かなきゃ」「センスがないから無理」と思ってしまう方、いらっしゃいませんか? 私も実は、イラストを描くのはちょっと苦手です。

    でも、絵を描くことって、実はとっても奥深くて、心をリラックスさせたり、頭の中を整理したりするのにすごく役立つんです。プロの画家になるためではなく、自分の心のために描くのなら、上手いか下手かは全く関係ありません。

    この記事では、「絵は苦手だなあ」という方にこそ試してほしい、色と形を使ったシンプルな描き方をご紹介します。特別な道具もいりません。さあ、一緒に心のモヤモヤを解きほぐす時間を持ちましょう。

    絵を描くことって、実は心にいいんです

    なぜ絵を描くことが心に良いと言われるのでしょうか? それは、絵を描くことが「非言語のコミュニケーション」だからです。言葉にするのが難しい気持ちや、自分でも気づいていない感情を、色や形、線として外に出すことができます。

    イラストのように「リンゴをリンゴらしく描く」「人物を正確に捉える」といったことだけが絵ではありません。頭の中にあるイメージや、その時々の感情を、ただ線や色に変換するだけでも立派な「描く」という行為なんです。

    そして、描くことに集中する時間は、日常の雑念から離れて「今ここ」に意識を向ける時間になります。これが、マインドフルネスのようなリラックス効果をもたらしてくれるのです。

    手軽に試せる!「色と形の実験」で心を解きほぐす

    まずは一番シンプルで、何も考えずに始められる方法です。

    用意するもの

    • 紙(ノートの切れ端、裏紙でも何でもOK)
    • 描くもの(鉛筆、ペン、色鉛筆、クレヨン、マーカー、絵の具など、手元にあるもの何でも)

    やり方

    1. 紙と描くものを用意して、目の前に置きます。
    2. 特にテーマは決めません。
    3. 気の向くままに、紙の上に色を塗ったり、ぐるぐる線を描いたり、点を打ったり、短い線を重ねたりしてみましょう。
    4. 色を混ぜてみたり、違う種類のペンで描いてみたりするのも面白いです。
    5. 何も「良い絵にしよう」「何か意味のあるものを描こう」と考えず、ただ手の動くままに、感覚に任せて描いてみてください。

    ポイント

    • どんなものができあがっても正解です。
    • 「失敗したな」と思っても気にせず、そのまま続けても、新しい紙に描いてもOK。
    • 描いている時の、紙やペンの感触、色の広がりなどを楽しんでみましょう。

    この「色と形の実験」は、頭の中を空っぽにして、ただ手を動かすこと、色や形と遊ぶことに集中できます。思考優位になっている状態から感覚優位の状態へと切り替わることで、リラックス効果を感じやすいです。終わった後、何だか気分がスッキリしていることに気づくかもしれません。

    感情をありのままに表現!「色と線」で心の声を聴く

    次に、少しだけ「今の自分」に意識を向けてみる方法です。

    用意するもの

    • 色で表現できるもの(色鉛筆、クレヨン、絵の具などがおすすめです)

    やり方

    1. 静かな場所で、数回深呼吸をしてみましょう。
    2. 今の自分がどんな気持ちでいるか、心に意識を向けてみます。(ワクワク、ゆううつ、穏やか、イライラなど、どんな感情でもOKです)
    3. その感情を、どんな色や線で表現できるかな? と想像してみます。
    4. 感じた色や線を使って、紙の上に自由に描いていきましょう。形にならなくても全く問題ありません。
    5. 一つの感情だけでなく、色々な感情が同時に湧いていることに気づいたら、それらを織り交ぜて描いてみても良いでしょう。

    ポイント

    • 感情に「良い」「悪い」はありません。どんな感情も大切な自分のものです。
    • 完成した絵を見て、「あ、今の自分はこんな色の気分だったんだな」「こんなギザギザした気持ちだったんだな」と、客観的に眺めてみましょう。そこに込められた意味を深く考えすぎなくても大丈夫です。
    • 描いた絵は、誰かに見せる必要はありません。自分だけの大切な心の記録です。

    この方法は、普段言葉にしにくい感情を「見える化」する手助けになります。自分の内面にあるものに気づき、それを受け止めることで、心の整理につながり、気持ちが軽くなることがあります。

    さあ、あなたも今日から始めてみましょう!

    絵を描くことの心理的なメリットは、高価な画材を使ったり、難しい技法を習得したりしなくても得られます。手元にある紙とペン、あるいはスマートフォンのアプリでも十分です。

    「よし、描こう!」と意気込まなくても大丈夫。

    • ちょっと手持ち無沙汰な時に、ノートの端に落書きする。
    • 気分転換したい時に、好きな色を紙に塗り広げてみる。
    • 何だか落ち着かない時に、今の気持ちを線で表現してみる。

    そんな風に、日常のちょっとした瞬間に「描く時間」を取り入れてみてください。

    完璧を目指さず、ただ楽しむこと。それが、絵を描くことを通じて心のモヤモヤを手放す一番の方法です。

    まとめ

    絵を描くことは、イラストのスキルがなくても、私たちの心に寄り添ってくれる素晴らしいツールです。

    • 手軽な「色と形の実験」でリラックス&集中。
    • 「感情を色と線で表現」して心の声を聴く。

    今日からできる、この2つの方法をぜひ試してみてください。絵を描く時間が、あなたにとって自分自身と向き合い、心をケアする大切な時間となることを願っています。

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    この記事を書いた人

    こんにちは!ブログ運営者のキョウです。

    このブログでは、「何を頑張ればいいか」という人生の迷いを断ち切りたい方に向けて、自己理解や目標達成に役立つ具体的な方法を発信しています。

    特に、過去の経験や思考から自分のブレない価値観を見つける方法や、手帳を使った目標設定・習慣化のヒントを中心に、皆さんが「なりたい理想の自分」を見つけ、一歩踏み出すための指針をお届けしています。

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