図書館と聞くと、静かな空間でたくさんの本が並んでいるイメージをお持ちの方が多いのではないでしょうか。もちろん、そのイメージも素晴らしい図書館の一面です。
でも、最近の図書館は驚くほど進化しています! 特に「電子化」が進んでおり、私たちの読書や調べ物の方法が劇的に便利になっているのをご存知ですか?
「知らなきゃ損!」と言えるほど便利な図書館のデジタルサービス。今回はその内容と、どうやって活用すればいいのかをご紹介します。
図書館の電子化サービスってどんなもの?
図書館が提供するデジタルサービスは多岐にわたりますが、特に注目したいのは以下の点です。
- 電子書籍・電子雑誌: これはもう定番になりつつありますが、図書館が契約した電子書籍や雑誌を、スマートフォンやタブレット、PCなどを使って読むことができます。借りに行く手間も返す手間もなく、返却期限が来れば自動的に返却されるので、延滞の心配もありません。読みたい本が貸出中でも、電子版ならすぐに借りられる場合もあります。
- オンラインデータベース: これが「調べ物」をする上で非常に強力なツールです。新聞記事の過去記事検索、学術論文、ビジネス情報、統計データなど、信頼性の高い様々な情報を検索・閲覧できます。通常は有料の専門データベースも、図書館カードがあれば無料で利用できるのは大きなメリットです。自宅からアクセスできる「リモートアクセス」に対応しているデータベースも増えています。
- デジタルアーカイブ: 図書館が所蔵する貴重な古文書や写真、地域の歴史資料などをデジタル化し、インターネット上で公開しているものです。普段なかなか目にすることのできない資料に、誰でも気軽にアクセスできるようになりました。
- 図書館システムのオンライン化: 蔵書検索はもちろん、自分が借りている資料の確認、貸出期間の延長、借りたい資料の予約などが、図書館のウェブサイトや専用アプリから24時間いつでも行えます。
どうやって使うの? 簡単なステップ!
これらのデジタルサービスの利用方法は、基本的にはとてもシンプルです。
- まずは、あなたの利用している(または利用したい)図書館の公式ウェブサイトにアクセスします。
- ウェブサイト上に「電子書籍サービス」「オンラインデータベース」「デジタルサービス」「マイライブラリ」といった項目があるので探してみてください。
- 多くの場合、図書館カードの番号とパスワードを使ってログインすることで利用できます。
- あとは、各サービスの案内に従って、読みたい本を探したり、情報を検索したりするだけです。
詳細な利用方法や対応端末などは、各図書館のウェブサイトに詳しく説明されていますので、必ずご確認ください。
利用できるのはどこ?
「私も使ってみたい! どこで利用できるの?」と思いますよね。「どこの自治体の図書館で電子書籍やオンラインデータベースが使えるの?」という疑問を持たれる方もいるかと思います。
実は、これらのデジタルサービスを提供しているかどうか、そしてサービス内容は、自治体ごと、図書館ごとに大きく異なります。
残念ながら、「この自治体なら確実に使えます!」といった形で、利用できる自治体すべてを網羅的に正確にお伝えすることは難しいんです。サービス内容は常に更新・変更される可能性もありますし、利用条件も図書館によって異なります。
一番確実なのは、あなたが利用したいと思っている(または、お住まいになっている、お勤め・通学されている)市区町村や県の図書館の公式ウェブサイトを確認することです。
ウェブサイトで「電子書籍」「オンラインデータベース」「デジタルサービス」といったキーワードで検索してみてください。利用には、その自治体(または県)に在住・在勤・在学している必要がある場合がほとんどですので、利用条件も忘れずに確認しましょう。
まとめ:図書館を賢く便利に使い倒そう!
最近の図書館は、もはや「本を借りるだけの場所」ではありません。電子書籍で手軽に読書をしたり、オンラインデータベースで信頼できる情報を集めたりと、デジタル化によって私たちの生活を豊かにする様々な可能性を提供してくれています。
利用できるかどうか、どんなサービスがあるかは、ぜひお近くの図書館のウェブサイトでチェックしてみてください。図書館カード一枚で、驚くほど便利な世界が開けるかもしれません。
この機会に、図書館のデジタルサービスを賢く活用して、読書や情報収集をもっと身近に、もっと便利に楽しんでみましょう!
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