はじめに:デイリーログは「行動記録」だけで終わらない
前回の記事では、バレットジャーナルの基本ページや、日々の記録「デイリーログ」の書き方についてお話ししました。デイリーログは、タスクやイベントを記録するだけでも十分に役立ちます。でも、それだけではもったいないと思いませんか?
実は、デイリーログに少し工夫するだけで、頭の中の「もやもや」がスッキリ整理され、思考を深める最高のツールへと変わります。今回は、私が日々実践している、デイリーログに書き込むべき「4つのこと」をご紹介します。これらを意識するだけで、きっとあなたのメモも、ただの記録から一歩進んだ「思考整理術」になりますよ。
デイリーログに書き込むべき「4つのこと」
1. タスクに「思考の種」を添える
デイリーログの基本は、やるべきこと(タスク)を書き出すことです。これだけでも、頭の中が整理されますが、一歩進んで「なぜこれをするのか」や「どのように進めるか」といった思考の種を少しだけ添えてみましょう。
- 例:
- これまでの書き方:
- ・企画書作成
- これからの書き方:
- ・企画書作成
└ クライアントの課題は〇〇。
└ 解決策を3つに絞って提案しよう。
- ・企画書作成
- これまでの書き方:
このように書くことで、後から見返した時にすぐに作業に取り掛かれるだけでなく、そのタスクの背景や目的を明確に思い出せます。これは、仕事や勉強の効率を上げる上で非常に効果的です。
2. 頭の中の「もやもや」を吐き出す
日記に書くほどではないけれど、漠然と頭の中を漂っている思考やアイデアはありませんか?そうした「もやもや」をデイリーログに書き出すことで、頭の中をクリアにできます。
- 例:
- −新しいプロジェクトのアイデア、もっと広がりそう
- −来月の出張、飛行機と新幹線どっちが良いか迷う
- −最近〇〇のニュースをよく見るけど、なぜだろう?
ポイントは、完璧な文章にする必要はないということ。単語やフレーズでも構いません。書き出すことで思考が可視化され、次に何をすべきかが見えやすくなります。
3. 疑問や調べたいことを「?」で可視化する
話を聞いている時や本を読んでいる時に、「これってどういう意味だろう?」「後で調べてみよう」と思うことは多いですよね。こうした疑問を放置すると、せっかくの気づきが流れてしまいます。
そこで、バレットジャーナルのメモの横に「?」の記号をつけて、疑問点を可視化しましょう。
- 例:
- ?・新ツールの機能について調べる
- ?−〇〇さんの話にあった本、タイトルは?
こうしておけば、後でデイリーログを見返した時に、どこに疑問点があったのかが一目で分かります。
4. その日の「小さな発見」を記録する
最後に、タスクや義務ではない、その日の小さな発見やポジティブな出来事を書き留める習慣を取り入れてみましょう。
- 例:
- −朝の電車で読んだ本が面白かった
- −今日作った料理が意外と美味しかった
- −〇〇さんの話で新しい視点をもらえた
これは思考整理とは少し違うように感じるかもしれませんが、自分自身の感情や興味の傾向を把握する上で非常に役立ちます。特に、日記とデイリーログを分けている方にとっては、ポジティブな行動の記録として活用できます。
まとめ:デイリーログは最高の「自己対話」ツール
デイリーログは、単に事実を記録するだけではありません。今回ご紹介した4つのことを意識して書き込むことで、自分の思考や感情を客観的に見つめる「自己対話」の時間になります。
- タスクに思考の種を添える
- 頭の中の「もやもや」を吐き出す
- 疑問や調べたいことを「?」で可視化する
- その日の「小さな発見」を記録する
これらの習慣は、あなたのメモを、ただの過去の記録ではなく、未来の行動や思考を形作る貴重なツールへと変えてくれます。完璧を目指さず、まずは一つから試してみてください。
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