こんにちは、キョウです。
気づけば、いつも時間に追われている。次から次へとやるべきことが湧いてきて、一つに集中しすぎて、他のことがおろそかになる。
あなたは、そんな「忙しさのループ」にハマっていませんか?
「木を見て森を見ない」という言葉のように、私たちは目の前の小さなタスク(木)に集中しすぎて、本当に大切なこと(森)を見失いがちです。
今回は、そんな状態から抜け出し、心に余裕をつくるための「本質思考」についてお話しします。
1. なぜ、あなたは「木」に没頭してしまうのか?
一つのことに深く集中できるのは、素晴らしい能力です。しかし、それが原因で、時間管理がうまくいかなくなることがあります。
達成感が「忙しい」を生む
人は、タスクを一つ完了するたびに、達成感を感じます。この達成感を求めて、目の前のタスク(木)に没頭してしまうのです。
たとえそれが、全体の目標(森)から見れば優先順位の低いものであっても、完了したという事実が快感となり、無意識のうちに次から次へとタスクをこなそうとしてしまいます。
2. 時間に追われなくなるための「本質思考」
タスクに振り回されず、本当に大切なことに時間を使うためには、「本質思考」が必要です。これは、日々の行動の目的を常に意識することです。
ステップ1:今日の「本質」を一つだけ決める
一日の始まりに、今日あなたが達成したい「本当に大事なこと」を、たった一つだけ決めてみましょう。
「今日中にこの資料を完成させる」 「この企画の骨子をまとめる」
小さなことでも構いません。この「本質」を軸に、一日の過ごし方を計画していきます。
ステップ2:集中と切り替えの時間を区切る
一つのタスクに没頭しすぎないよう、事前に時間を決めておきましょう。
「この作業は、この30分で終わらせる」とタイマーをセットするなど、意識的に区切りをつけることで、集中力を保ちながらも、他のタスクに意識を向けるきっかけをつくれます。
ステップ3:意識的に「森」を見る時間を持つ
一日の終わりに、そして日中も意識的に、今日やったことが「本質」に繋がっていたか、振り返る時間を作りましょう。
「今日はこのタスクをやりすぎたな」「明日はこの本質に集中しよう」といった振り返りが、未来の時間の使い方をより良くしていきます。

まとめ
あなたは、「忙しい」のではなく、自分から「忙しさ」をつくってしまっているのかもしれません。
大切なのは、完璧なスケジュールを立てることではありません。
日々の行動の「本質」を問いかけ、小さなタスクに振り回されないようにすることです。
今日から少しずつ意識を変えることで、あなたはきっと、時間に追われる生活から卒業できるでしょう。
日々の忙しさの中で、意識的に立ち止まる時間を作れていますか?もしよかったら、コメント欄で教えてくださいね。
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