こんにちは、キョウです。
涼しくなって過ごしやすくなったはずなのに、「なんだか疲れが取れない」「また風邪を引いてしまった」と、季節の変わり目に体調を崩してしまう方は多いのではないでしょうか。
実は、この時期の不調は、夏に溜まったダメージと、急な気温差に対応するための栄養素が不足しているサインかもしれません。
今回は、秋の健康を守るために特に意識したい重要な栄養素と、それを手軽に摂れる具体的な食材や量をご紹介します。
目次
季節の変わり目に「健康」を守るべき2つの栄養素
秋の不安定な気温差や乾燥から体を守るために、特に意識して摂りたいのが「ビタミンA」と「タンパク質」です。

1. 粘膜を強くする【ビタミンA】
- 効果
- 喉や鼻の粘膜を丈夫にし、ウイルスや細菌の侵入を防ぐバリア機能を高めます。乾燥しやすい秋に特に重要です。
- おすすめ食材と摂り方
- かぼちゃ: 1日あたり約50g(手のひらに乗るくらい)の煮物やスープに。油と一緒に摂ると吸収率がアップします。
- にんじん: 少量で多くのビタミンAが摂れます。きんぴらや炒め物などに少量ずつ取り入れましょう。

2. 体の土台を作る【タンパク質】
- 効果
- 免疫細胞やホルモンの材料となり、健康な体を作る土台となります。タンパク質が不足すると、疲労回復が遅れ、体調を崩しやすくなります。
- おすすめ食材と摂り方
- 秋鮭: 1食あたり切り身1切れ(約80g~100g)。良質な油(DHA・EPA)も豊富で、免疫機能を整えます。
- 卵: 1日1~2個。完全栄養食と言われるほどバランスが良いので、毎日の食事にプラスしましょう。
体の疲れを回復させる「秋」のプラスワン栄養素
体調を崩しやすい方は、夏バテの疲労が残っている場合が多いです。疲れをリセットし、本格的な秋を迎えるために、この栄養素を意識しましょう。

3. 疲労回復に役立つ【ビタミンB群】
- 効果
- 食べたものをエネルギーに変える代謝をサポートします。疲労物質の分解を助け、だるさや倦怠感を和らげます。
- おすすめ食材と摂り方
- 豚肉: 疲労回復のビタミンB1が豊富。1日あたり約80gを目安に。野菜炒めや味噌汁の具など、手軽な料理で摂りましょう。
- きのこ類: どんな料理にも加えやすく、食物繊維も豊富です。味噌汁や炊き込みご飯などにたっぷり入れてOKです。
まとめ
秋の健康は、日々の食事で意識的に栄養素を摂ることで守ることができます。
体調不良のパターンに悩まされている方は、まずは「粘膜を守るビタミンA」と「体を作るタンパク質」の2つを意識して、食卓に旬の食材を取り入れてみてください。
小さな栄養素の積み重ねが、季節の変わり目に負けない強い体を作ってくれますよ。
今回の記事を参考に、あなたがこの秋に食卓に取り入れたいと思った食材はありますか?ぜひコメントで教えてくださいね。
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