こんにちは、キョウです。
前回の記事では、秋の健康を守るための土台として、粘膜を強くするビタミンAと、体の土台となるタンパク質、疲労回復のビタミンB群をご紹介しました。
今回は、それに加えて免疫力をさらに高め、季節の変わり目の体調不良を寄せ付けない体を作るために欠かせない、重要な栄養素とその摂り方をお伝えします。
目次
免疫力を守る「秋」の重要栄養素
秋の不調の原因の一つは、日々のストレスや急な気温変化による免疫力の低下です。体のバリア機能を維持するために、次の2つの栄養素を積極的に摂りましょう。

1. ストレスに負けない!【ビタミンC】
- 効果 免疫細胞を活性化し、風邪などの病気に対する抵抗力を高めます。また、ストレスに対抗するホルモンの生成を助けるため、季節の変わり目の精神的な不調対策にも欠かせません。
- おすすめ食材と摂り方
- 柿: 中くらいの柿1/2個で、1日の推奨量(100mg)の約7割を摂れます。手軽なデザートとして毎日取り入れましょう。
- さつまいも: 加熱してもビタミンCが壊れにくいのが特徴です。中くらいのもの1/3本(約150g)を蒸したり焼いたりして、主食代わりやおやつに。

2. 体内から健康を作る【食物繊維】
- 効果 腸内環境を整え、免疫細胞の多くが集まる腸の働きをサポートします。便通を良くするだけでなく、体内の老廃物や有害物質を排出するデトックス効果もあります。
- おすすめ食材と摂り方
- きのこ類: 特にしめじやエリンギは低カロリーで豊富です。1日あたり片手いっぱい(約100g)を目安に、汁物や炒め物にたっぷり使ってください。
- ごぼう: 水溶性・不溶性の食物繊維をバランス良く含んでいます。きんぴらや煮物など、少量ずつでも毎日意識して食べるようにしましょう。
秋の「健康」は、旬の食材から
これらの栄養素は、旬の食材に多く含まれているのが特徴です。旬のものは栄養価が高く、味も濃いため、シンプルな調理法でも美味しく続けやすいという利点があります。
体調を崩しやすい時こそ、無理せず秋の味覚を楽しみながら、体に必要な栄養素をしっかりと補給してあげましょう。
まとめ
秋の不調は、食事から得られる栄養素で大きく改善できます。
前回の記事の栄養素に加えて、免疫力の要となるビタミンCと、体のバリア機能を整える食物繊維を意識して摂ることで、季節の変わり目も健康に、そして快適に過ごせるようになります。
あなたはこの秋の食卓にどの旬の食材を取り入れてみたいですか?ぜひコメントで教えてくださいね。
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