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    やる気はなくても続けられる。科学的に正しい継続の習慣

    「やりたいことはあるのに、やる気が起きない」

    そう言って、新しい一歩を踏み出せないでいませんか?

    やる気は、気まぐれなものです。いつ現れるか分からない「やる気」を待っているだけでは、何も始まりません。しかし、やる気がなくても、勉強や運動を続けるための「科学的に正しい」方法があります。

    今回は、脳の仕組みを理解して、行動を習慣に変える3つのステップをお話しします。


    目次

    やる気は「行動」で生まれる

    多くの人が、「やる気がないから行動できない」と信じています。しかし、脳科学の観点から見ると、それは逆です。

    やる気は、行動することで生まれます。

    例えば、部屋を片付けようと重い腰を上げ、一つだけゴミを捨ててみたとします。すると、不思議と「ついでにこれも」という気持ちが湧いてきて、いつの間にか部屋が片付いていることがあります。

    これは、行動の報酬として、脳が「楽しい」「もっとやりたい」と感じるドーパミンを分泌するからです。このドーパミンによって、行動が強化され、次の行動への意欲が生まれます。


    やる気がなくても続く「継続の科学」3つのステップ

    やる気に頼らず、行動を習慣化するための具体的なステップを、科学的根拠を交えてご紹介します。

    ステップ1:ハードルを最低まで下げる

    完璧を目指すのではなく、「これなら絶対できる」というレベルまで、行動のハードルを下げます。

    これを「習慣化の最小努力の法則」といいます。行動心理学の研究によると、人は行動への抵抗感が少ないほど、その行動を継続しやすいことが分かっています。

    • 勉強: 「参考書を1ページだけ開く」「単語を1つだけ覚える」
    • 運動: 「スクワットを1回だけする」「ストレッチを5分だけする」

    このように、バカバカしく思えるほど小さな一歩が、継続への大きな力となります。

    ステップ2:ご褒美を設定する

    行動の直後に、小さなご褒美を設定します。

    これは「オペラント条件づけ」という行動科学の理論に基づいています。行動の後に良い結果が続くと、脳はその行動を「良いこと」と認識し、強化されるのです。

    • 「参考書を1ページ読んだら、好きな音楽を1曲聴く」
    • 「スクワットを1回したら、好きなスイーツを一口食べる」

    このように、行動とご褒美をセットにすることで、無理なく行動が続けられます。

    ステップ3:記録する

    毎日、どんなに小さなことでも、行動した事実を記録しましょう。

    心理学の研究では、標達成における進捗確認が、自己効力感(「自分はできる」という感覚)を高めることが示されています。

    • カレンダーに〇をつける
    • 記録アプリに書き込む

    記録を見ることで、「自分はこれだけ頑張った」という達成感が得られ、それが次の行動へのモチベーションとなります。


    まとめ

    やる気に頼らず、小さな一歩を積み重ねることで、大きな目標も達成できます。

    あなたの習慣を変えることは、あなたの未来を変えることにつながります。

    今日、あなたはどんな小さな一歩を踏み出しますか?

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    この記事を書いた人

    こんにちは!ブログ運営者のキョウです。

    このブログでは、「何を頑張ればいいか」という人生の迷いを断ち切りたい方に向けて、自己理解や目標達成に役立つ具体的な方法を発信しています。

    特に、過去の経験や思考から自分のブレない価値観を見つける方法や、手帳を使った目標設定・習慣化のヒントを中心に、皆さんが「なりたい理想の自分」を見つけ、一歩踏み出すための指針をお届けしています。

    私自身も日々学びながら、皆さんと一緒に成長していけたら嬉しいです。気になることがあれば、ぜひコメントしてくださいね。

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