こんにちは、キョウです。
「今年こそは〇〇を達成するぞ!」と目標を立てて、新しい手帳を買ったのに、気づけばただのTo-Doリストになってしまっている…。そんな経験はありませんか?
目標達成には「やる気」が不可欠だと思われがちですが、実は「やる気」は自然に湧いてくるものではありません。ある心理学的な工夫をすることで、あなたの行動は驚くほど続くようになります。
その鍵となるのが、手帳と「ラベリング」を組み合わせるというシンプルな習慣です。
1. なぜ、あなたの目標は続かないのか?
多くの人が目標を立てても続かないのは、根性や意志力の問題ではありません。根本的な原因は、行動に「意味付け」ができていないからです。
私たちは、単なる作業にはなかなかやる気が出ません。しかし、その行動に自分なりの意味や価値を見出すこと、つまり「意味付け」をすることで、内側から行動を続けるための「動機」が生まれます。
この「意味付け」を習慣にするためのツールが、手帳とラベリングなのです。
2. 書くだけでやる気が続く!「ラベリング手帳術」とは?
「ラベリング手帳術」とは、手帳にゴールや感情を書き込む際に、それに意味や目的というラベルを添えることです。
手帳のマンスリーページを使い、その月に達成したい「ゴール」を3つ程度書き出します。このとき、ゴールを単なる目標として書くのではなく、その先に何があるのかをラベリングしてみるのです。
- 「新しいプロジェクトの成功」 → 「チームの皆を勇気づけるための達成」
- 「フルマラソン完走」 → 「自分自身の限界を突破するための挑戦」
- 「健康的に体重を5kg減らす」 → 「心身の健康を保ち、人生を豊かにするための投資」
このように書くことで、ゴールは単なる目標から、ワクワクするような意味のある行動へと変わります。
ゴールの設定ができたら、日々のタスク管理はシンプルに行いましょう。手帳のデイリー部分に、その日やるべきことを簡潔にリストアップするだけで十分です。
- 「今日やること」
- ✔ 顧客へのメール返信
- ✔ 〇〇の資料作成
- ✔ 企画書の最終チェック
重要なのは、リストを「意味付けされたゴール」と紐づけること。タスクを一つ終えるたびに、「このタスクはあのゴールのためにやったことだ」と心の中で確認することで、モチベーションが維持しやすくなります。
がり、次の一歩を踏み出す勇気が湧いてきます。
月の終わりに、必ず振り返りの時間を取りましょう。このとき、フォーマルな「反省」ではなく、その月に感じたことを思いのままに書き出します。
- 「ああ、疲れた…」 → 「〇〇な出来事があったから疲れたんだな。でも、その分頑張った証拠だ」
- 「嬉しかったこと」 → 「〇〇さんから褒められた!この喜びを忘れないようにしよう」
- 「モヤモヤしたこと」 → 「〇〇がうまくいかなかった。でも、それは次の改善点に繋がるはずだ」
自分の感情をありのままに書き出すことで、心の状態を客観的に見つめ直すことができます。ネガティブな感情も、次の行動へ向かうための大切なエネルギーに変わるでしょう。

3. ラベリング手帳術がもたらす4つの効果
ラベリング手帳術を実践することで、あなたは以下の4つの効果を得られます。
- ゴールの「見える化」と「意味付け」: 漠然とした目標が、目的を持った行動に変わり、一日の過ごし方が明確になります。
- 感情の記録と前向きな振り返り: ネガティブな感情も、成長のための情報として捉え直すことで、自分自身への理解が深まります。
- 集中と休憩の明確化: スケジュールに「集中タイム」や「休憩タイム」とラベルを貼ることで、ダラダラと作業を続けることを防ぎ、効率的に時間を管理できます。
- 進捗の可視化と自己肯定感の向上:終わったタスクにチェックマークをつけたり、スタンプを押したりすることで、日々の小さな頑張りが可視化され、自分を認められるようになります。
まとめ
あなたの手帳は、ただのタスクリストではありません。それは、あなたの目標を導き、あなたの心を支える、大切なパートナーなのです。
完璧な計画は必要ありません。今日から、たった一つのゴールに「意味」のラベルを貼ってみることから始めてみませんか?
きっと、書くだけでやる気が湧いてくる、新しい自分に出会えるはずです。
今回の記事を読んで、あなたの手帳にどんな「意味」を加えてみたいと思いましたか?もしよかったら、コメント欄で教えてくださいね。
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