こんにちは、キョウです。
「時間がない!早くやらなきゃ!」と焦ってしまい、簡単なミスを繰り返してしまう。 そのたびに自己嫌悪に陥り、さらに焦る…。 あなたはそんな負のループに陥っていませんか?
実はその「焦り」は、あなたの性格の問題ではありません。焦って失敗してしまう人には、ある共通の心理と行動の習慣があるのです。
今日は、焦りによる失敗をなくし、自信を持って行動するための3つの習慣をご紹介します。
1. なぜ焦る?「焦り」の正体を知る
焦ると、脳は「闘争か逃走か」の緊急モードに入ります。これにより、視野が極端に狭くなり、冷静な判断ができなくなります。
- 例:
- 仕事の締め切りが迫っている時、詳細を確認せず、手あたり次第に作業を進めてしまう。
- 結果、単純なミスを見落とし、やり直しに余計な時間がかかってしまう。
この負のループを断ち切るには、まず「焦り」の正体を知ることが第一歩です。焦りの根本原因は、漠然とした「時間がない」という不安感や、「完璧でなければ」というプレッシャーから生まれます。
2. 「焦り」の正体を知る2つのステップ
漠然とした「焦り」の正体を知るには、自分の心と向き合う必要があります。次に焦りを感じたときは、立ち止まって以下のステップを試してみましょう。
焦りを感じたら、その場で一度立ち止まり、ゆっくりと5秒かけて息を吸い、5秒かけて吐き出す。これだけで心拍数が落ち着き、冷静さを取り戻せます。
心が落ち着いたら、自分に問いかけます。「なぜ、今焦っているのだろう?」「この焦りの根本原因はどこにあるのだろう?」。これにより、焦りが「漠然とした不安」から「具体的な課題」へと変わります。

3. 根本原因と向き合い、次に活かすアクションプラン
焦りの原因は一つだけとは限りません。次に焦りを感じたときに、原因かもしれないと思うものを一つずつ試してみましょう。
原因かもしれないこと:タスクの量が多すぎる
次に焦りそうになったら、タスクを細分化し、小さなステップに分けましょう。全体像が見えるようになり、焦りが減ります。
- 具体例:
- 企画書を作成する → 「リサーチ」「構成を考える」「図を入れる」「清書する」
- 料理をする → 「レシピを調べる」「買い物に行く」「材料を切る」「調理する」
原因かもしれないこと:完璧でなければならないと思っている
完璧を目指すのではなく、まずは「今日できたこと」に目を向ける習慣をつけましょう。たとえ小さなことでも、それを書き出すことで自己肯定感が高まり、次の行動への意欲が湧きます。
- 具体例:
- 「今日の目標は企画書を完成させることだったけど、構成までしかできなかった」
- → 「今日は構成までできた!」「良いアイデアが3つ見つかった!」と良かった点に注目する
これらの習慣は、あなたの心を落ち着かせ、ミスを減らすだけでなく、仕事や日々の生活をより円滑にしてくれるでしょう。
まとめ
「焦り」は、あなたを追い詰めるものではありません。それは、あなたが「頑張りすぎている」という体からのサインです。
今回ご紹介した習慣は、誰でもすぐに始められることばかりです。焦りによる失敗を繰り返す日々から抜け出して、前向きな一歩を踏み出してみませんか?
焦りを感じたときに、あなたならどの方法を試してみたいですか?もしよかったら、コメントで教えてくださいね。
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