こんにちは、キョウです。
仕事や日々の生活の中で、人と話すときに「結論から話さなきゃ」「要点を分かりやすくまとめなきゃ」と無意識に気を張っていませんか?
社会人として過ごす中で、整理された言葉で話すことは正しいマナーであり、相手への配慮だと信じ込んできた方も多いかもしれません。
私自身もずっとそうでした。ですが、プロのコーチングをクライアントとして受ける体験を通して、その「正しさ」の裏側で自分が何を置き去りにしてきたのかに気づかされたのです。
今回は、一人での思考整理(ジャーナリング)だけでは届かなかった領域と、まとまらない感情をそのまま口に出すことで見えてきた「本当の自分」についてお話ししていきます。
1. 正しさの裏で置いてきぼりにしていた「思考のプロセス」
日頃から「要約して話す」癖がついていると、頭の中にある迷いや葛藤、言葉にならないモヤモヤを「無駄なもの」「不完全なもの」として無意識に削ぎ落としてしまいます。
綺麗に整理された結論だけを相手に差し出すことは、確かにスムーズなコミュニケーションを生みます。
しかし、そのフィルターによって本当に大切だったはずの「なぜそう感じたのか」「何に引っかかっているのか」という思考のプロセスまで捨ててしまっていたのです。
コーチングの場で「うまく言えないのですが…」と前置きしながら、つっかえつつ口にしたまとまりのない言葉。その整理されていない感情の中にこそ、自分の本当の価値観や本音が隠れていました。
2. 一人で行うジャーナリングと、対話によるフィードバックの違い
私は普段から、ノートに思考を書き出すジャーナリングを大切にしています。頭の中を客観視し、感情を書き吐き出す作業は、自分軸を保つためにとても効果的です。
ですが、一人でノートに向かっているだけでは、どうしても超えられない壁がありました。
一人で書いていると、無意識のうちに「自分にとって都合の良い解釈」や「いつもの思考パターン」に逃げてしまい、自分の盲点(バイアス)をスルーしてしまうのです。
そこに「他者」という存在が入ることで変化が起きます。
まとまらない言葉をそのまま受け止めてもらい、「その言葉を出したとき、どんな感じがした?」「違和感があるのはどのあたり?」と感覚に焦点を当てる問いかけをもらうことで、一人では決して辿り着けなかった「ハッとする気づき」が生まれるのです。
3. 整っていない感情をそのまま口に出す許可を自分に与える
感情や思考を完璧に整えてからでなければ出していけない、と思い込むのは自分に対する厳しい制限です。
「まとまっていなくていい」「つじつまが合わなくてもいい」と自分に許可を出し、生の感情をそのまま言葉にしてみる。
それだけで、これまで自分を縛っていたプレッシャーから解放され、心がすっと軽くなる感覚を味わうことができます。
完璧な答えを用意しようとするのをやめたとき、はじめて自分の本当の声が聴こえ始めていきます。
まとめ:途中の葛藤や迷いも大切にしていい
綺麗な結論だけでなく、試行錯誤している途中の迷いや葛藤も、あなたを形作る大切なプロセスです。
いつも「ちゃんとしなきゃ」と頑張っている方こそ、たまには要約するのを一度やめてみませんか?
ノートにまとまらない思いを書き殴ってみたり、信頼できる人に「うまく言えないんだけど」と話し始めてみたりすること。そんな小さな実験が、自分でも気づいていなかった本当の気持ちに出会うきっかけになるかもしれません。
みなさんは普段、まとまらない感情とどのように向き合っていますか?ぜひコメント欄で教えてくださいね。


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