こんにちは、キョウです。
人に優しく接しているはずなのに、なぜか後からどっと疲れてしまったり、モヤモヤした気持ちが残ってしまったりすることはありませんか?
相手を気遣って行動したのに、心の中にすり減っていくような感覚があるなら、それはあなたが優しすぎるゆえに、知らず知らずのうちに自分を後回しにしてしまっているサインかもしれません。
今回は、本当の意味での思いやりと、自分をおろそかにしてしまう行動の違いについて整理しながら、自分も相手も大切にできる心地よい人間関係の育て方をご紹介します。
それって「思いやり」?それとも「自分をおろそかにしている」?
人に親切にすること自体は、とても素敵なことです。
けれど、その親切がどこから湧き出てきたものなのかによって、自分の心に残る感覚は大きく変わってきます。
- 思いやり:自分の心身に十分な余裕があり、満たされた状態から生まれる温かい行動
- 自分をおろそかにする行動:自分の心が空っぽなのに、嫌われたくない、怒られたくないという不安や無理から自分を削って相手に注ぐ行動
例えるなら、自分の心の中に小さなコップがあるようなイメージです。
思いやりとは、自分のコップが水で満たされ、そこから自然と溢れ出た分の優しさを相手に分けてあげること。
一方で、コップが空っぽのまま無理に相手へ水を注ごうとすると、自分を削ることになってしまいます。不安や無理から生まれる優しさは、どうしても自分を枯渇させ、後から不満や疲労感を生み出してしまうのです。
まずは「自分という土台」を整える3つのステップ
では、どうすれば相手に振り回されず、自分のコップを水で満たせるようになるのでしょうか。
外側の相手の反応に向いていた意識を、そっと自分の内側に戻してあげるための3つのステップをご紹介します。
ステップ1:小さな不快や本音を否定せずに受け止める
まずは「本当は気乗りしないな」「少し疲れているな」という、自分の心の小さなつぶやきを無視しないことから始めましょう。
ネガティブな感情が湧いても、「そう感じていいんだよ」と自分自身で受け止めてあげるだけで、心に小さな余裕が生まれます。
ステップ2:自分と相手の間に心地よい境界線を引く
相手の不機嫌や抱えている問題を、自分の責任のように背負い込んでしまう必要はありません。
「それは相手の課題であって、私が無理をして解決する領域ではないのかもしれない」と、自分と相手の間にそっと線を引いてみること。お互いを尊重するための健康的で適切な距離感を保つ練習です。
ステップ3:日常の小さな選択で「自分はどうしたいか」を基準にする
今日食べるものや、休むタイミング、次に使う道具を選ぶときなど、日々のささやかな場面で「自分はどうしたい?」と問いかけてみましょう。
誰かの都合ではなく、自分の心地よさを基準にして選ぶ回数を増やしていくことが、コップに少しずつ水を溜めていく一番の近道になります。
自己犠牲的な人間関係から自分を守る考え方
自分を大切にしようと意識し始めると、これまでの人間関係に少し変化が訪れることもあります。
もし「あなたがやってくれて当たり前」という態度をとってくる相手がいるなら、要求がエスカレートしてあなたが潰れてしまう前に、すっと距離を置くか境界線を引くことが大切です。
大人同士の人間関係の基本スタンスは、「自分は自分を一番に、相手は相手を一番に考える」で十分なのです。
自分が心身ともに健康で余裕があり、前向きな気持ちでいられる時だけ手を差し伸べれば、それだけで十分に優しい生き方です。
もちろん、家族のピンチなど特別な状況では、お互いに支え合う場面もあります。けれどその時も、自分が倒れてしまわない範囲を見極めながら、柔軟に関わり方を調整していきましょう。
まとめ:溢れ出た分の優しさだけを人に分ければいい
人に優しくすることは素晴らしいことですが、そのためにあなた自身が傷ついたり、擦り減ったりする必要はどこにもありません。
まずは何よりも先に、自分自身のコップを好きなことでいっぱいに満たしてあげること。
そうして溢れ出てきた分の温かさだけを、大切な人たちに分けていけばいいのです。自分を一番に大切にすることが、結果として相手とも長く心地よい関係を保つ土台になります。
あなたが今日、自分のコップを満たすためにしてあげたい小さな選択は何ですか?もしよければ、自分を喜ばせるための小さな一歩を、下のコメント欄で教えていただけたら嬉しいです。


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